オリジナルレコード 波 Muza編

この記事は、オリジナル盤鑑定の全体像を解説した【完全ガイド】クラシックレコード・オリジナル盤の見分け方の一部です。

頭に”クラシック”を外したのは、Muzaの場合、クラシックもジャズもポピュラーもひとまとめになっているからです。英Deccaであれば、クラシックとポピュラーであればラベルも型番も完全に異なりますが、Muzaの場合は区別できません。

私は元々ジャズの作品から同レーベルに興味を持ちました。

国内のサイトで、Muzaのラベルについて言及しているものを見かけたことが有りません。コレクターが多いとは思えませんが、自分の経験上のデータを載せておきます。

目次

波レーベル Muzaのラベルについて

青ラベル

muza blue


ステレオ/モノに関わらず、青ラベルであれば、初版と考えて良いです。後はマトリクスだけですね。同社は1956年に設立されたようです。70年代の半ばくらいまでは青ラベルが存在すると思います。

黒ラベル

muza black


続いて、黒ラベルに銀文字になります。70年代中期以降の作品にてこの仕様が初版になるレコードがあります。

赤ラベル

muza red


赤ラベルは、銀文字、黒文字が存在します。それぞれ70年代中盤以降の作品に該当します。
銀文字の方が古い作品になるようですが、同作品で銀文字、黒文字両方が存在するレコードがあるのかは分かりません。
また、その後にオレンジラベルも存在します。

白ラベル

muza white


白ラベルが初版になるのは、は80年以降の作品だと思います。これ以降は、ロゴの異なるデザインの作品がいくつかありますが、それは割愛します。
参考: MUZA COLLECTOR'S INFO

クラシックレコードのオリジナル盤が持つ魅力と、簡単な見分け方をまとめました。ぜひ、あなたのコレクション鑑定にご活用ください。

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