レコード内袋(インナースリーブ)

レコード内袋(インナースリーブ)について

国内盤のレコードで(CDでも)帯無しだったら買わないか、後で帯付に買い替えるこだわりはありますが、内袋についてはオリジナルのこだわりは全く有りません。

オリジナル内袋

DECCAやEMIの当時の内袋でも同様です。ただ、この辺は捨てずに、保管はしています。

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新品、中古を問わず、買ったレコードは必ずクリーニングした上で新しい内袋に入れ替えています。

新品のレコードの場合でも、盤に付いている剥離剤が悪さをする場合が多いので、クリーニング後、新しい内袋へ交換しています。

目次

レコード内袋(インナースリーブ)のおすすめ

大きく分けると、透明のナイロン系、紙系に分かれます。
中には紙の中にナイロンが入っている物も有ります。EPでは、内袋無しで、直接入っている物も多いですね。

まず、透明のナイロンですが、私は使いません。
標準でこれが付いていた場合は廃棄しています。

静電気が起きやすい(帯電防止タイプも中には存在します)、通気性が無いのでカビが発生し易い、そして致命的な欠点が所謂ビニ焼けです。古いレコードでたまに見かけますが、化学反応を起こして、内袋と盤がくっ付いてしまう症状です。

こうなってしまうと、クリーニングしても取れません。DECCAやEMIのレコードの場合でも、オリジナルの内袋は、紙の中にナイロンが入っているため、ビニ焼けを起こしてしまうケースが有ります。

次に紙系です。
紙系の場合、静電気や通気性の面では有利ですが、盤に傷を付け易いという欠点もあります。これを改善するために、内部がツルツルとした光沢のあるタイプもあります。

アンダンテラルゴ - 内側にグラシン紙、外側に上質紙を採用

最高級品として、グラシン紙の内袋が有ります。
グラシン紙は、静電気に強く、吸湿性があるためカビにも強いメリットが有ります。欠点は価格が高いということです。コストを考えなければ、アンダンテラルゴの内袋が一番良いと思います。

この内袋は、2重構造で内側がグラシン紙、外側が上質紙です。本当は全部これを使いたいですが、なかなか良い値段なので…。

それでも500枚以上はこれに入れています。

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マルゲリータ - グラシン紙のみ

次点として、2重になっていない、グラシン紙のみの内袋を紹介します。

グラシン紙は非常に薄いので仕方がないですが、スケスケです。
この値段なら有りだと思います。これも何セットか使っていますが、薄くて破れた経験は有りません。ただ、室内の照明などの明かりであっても、光があたる環境だと良くないかもしれません。

ディスクデシネ - 内側に艶あり

次にディスクデシネの内袋です。

通常の紙製ですが、内側に艶があるタイプで、盤に傷が付きにくくなっています。大量に収納する必要がある場合は、この内袋がお勧めです。私も1000枚単位で利用しています。
参考: Paper Inner Sleeves for LP (50/100pcs) - LP用/紙製内袋 (50/100枚セット) (Accesary)

レコード内袋の比較

左から、ディスクデシネ、マルゲリータ、アンダンテラルゴの内袋です。
マルゲリータの薄さが良く分かると思います。

外袋(アウタースリーブ)については別記事で紹介しています。

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