サイト名のとおり、東独エテルナは大好きなレーベルなので、まずはここから紹介します。
東独Eternaのラベルについて
基本的にステレオのレコードしか買わないので、モノラルは省略します。
クラシックのレコードの場合、まず英国の作品に人気が集中します。
DECCAのSXL2000番代、コロンビアSAXのブルーシルバー、EMIのゴールドニッパーなどは無条件で良い値段で取引されています。
それに比べると、エテルナの作品は一部を除き、今でも安価に入手できます。
東ドイツは共産圏だったため、外部に作品が流出していない事も大きな要因の1つでしょう。
また、意外と知られていない事実として、上記英国メジャーレーベルと比べても、エテルナのカタログ数は上で、リリース枚数は圧倒的に多いのです。
Eterna x xx xxxというメインの型番だけでも数千種類はあるらしいです。
これも人気作品以外が安価で入手できる要因の1つになっているはずです。
録音、カッティング技術も優れており、他レーベルと同一作品がある場合、エテルナの方が良いケースも多々あります。
黒ラベルが初出だとしても、2版が黒ラベルエディションの場合もあれば、青ラベルの場合もあったりします。
V字ステレオ
モノラルのジャケットであるV字模様にステレオのロゴが入ります。
日本のレコード屋ではVステと呼ぶことが多いです。
825番代のレコードの1部に該当します。
同じ型番でVステでは無いレコードはジャケット自体が異なる場合が多く、大抵はジャケだけで判断できます。重量版で音質も良いですが、盤状態が良い物を探すのがなかなか大変です。
比較的安価に入手できる同レーベルでもVステだけは、高値取引されています。
黒ラベル ステレオ
エテルナのステレオ作品は、他レーベルよりも遅く、60年代後半からと言われています。80年くらいまでこのラベルが有ります。
黒ラベル エディション
続いて、Editionです。826番代後半でこれが初版になる作品が出てきます。
知らないだけで825番代もあるかもしれませんが…。
ちなみに、このレコード(825 873)では、これは2版で、初版は黒ラベルステレオになります。
メロディア/エテルナ
露メロディアとのダブルネーム。
このタイプは、同内容の作品がメロディア単体から出ている場合も多いです。
エテルナとしてはこのシリーズはこのジャケしかありません。
青ラベル ステレオ
826番代からも初出としても存在しますが、多くは827番代からです。
青ラベル 上に文字
80年代半ばから後半にかけて存在します。
青ラベル エディション
これも80年代半ばより存在します。
DMM茶色
725番代のデジタル録音のラベルです。
725番代初期はこの色が多い気がします。これも何色か存在します。
DMMオレンジ
続いてオレンジ色に変わります。
参考サイト: Die ETERNA-Schallplatten im Überblick
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