
手持ちの音源は、今でもクラシックよりロック、ポップスの方が圧倒的に多いですが、オーディオ的な作品はあまり持っていません。
好きな作品 = 好きな音 ではありませんね。
Pink Floyd, Eagles, Steely Dan, Eric Clapton等の王道は避けて紹介します。
過去の高音質シリーズ
オーディオファイルのためのロックCD
Earth Dancer – Genesis

ほぼ無名だと思います。AmazonやDiscogsにさえ登録ありません。
1年に1枚出るTas – The Absolute Soundのシリーズでこのバンドの存在を知りました。
しばらくヤフオクやebayもチェックしていましたが一度も見たことがありません。
台湾楽天でしか売ってないみたいです。
今でも新品で買えますが手続きが少し面倒です。謎多きバンド?ですが、オーディオ的に面白い作品です。
参考: 地球舞者:太初 Earth Dancer: Genesis (CD)
Yello – One Second

海外のオーディオイベントで多用されているアーティストです。
とあるところで、1曲目の”La Habanera”を聴いたときは、音の柱のようなものがスピーカーの外側からだんだん前方に移動する動きにとても驚いたのですが、自分の家ではその時に経験した見えるような動きは再現できません…。
この作品に限らず、凝った音作りのアーティストですね。
レコードも出ています。

Yosi Horikawa – Wandering

これも一時オーディオ界隈で流行った音源です。
卓球の玉のようなものが四方八方に動きまくる作品で、定位と音数に埋もれずに再現できるかのチェックに。
CDでは出ていないと思います。TidalとQubozでも聴けます。
Rodrigo Y Gabriela – Rodrigo Y Gabriela

このアルバムもオーディオファイルご用達の1枚で定番です。低域のスピード感のチェックに最適だと思います。

Radiohead – KID A

レディオヘッドは、自分が高校生の時にデビューしたこともあり、多感な時期によく聞いたバンドの1つです。
当時はトリプルギターのロックバンドという立ち位置だった記憶があります。自分の中では2ndアルバムがピーク、3rdまあまあ、それ以降あまり興味なしとなってしまいましたが、オーディオファイル的な観点で新しい作品も多少聞くようになりました。
この作品は、ちょうど興味なしとなった4枚目ですが、録音はそれまでと比べるとかなり進化しています。

James Blake – James Blake

収録曲の”Limit To Your Love”は、地響きのような重低音で、低音の音階表現限界値を調べるのに面白い作品です。
気持ち悪くなるような低音。

谷村 新司 – JADE

おすすめはレコードですが、CDも出ています。2曲目のResistanceという作品のバックの強烈なドラムがなかなか面白い作品です。音の立ち上がり立ち下がりのチェックにも。

Eva Cassidy – Nightbird

スタジオ録音と比べると、手拍子とか観客の声を含めて音場感の確認はしやすいと思います。
録音、作品内容と合わせてお勧めできます。

V.A. – Blue Coast Collection

初めて購入したハイレゾ作品だったと思います。
当時は96/24とDSD64音源が両方売っていて、珍しかったのでそれぞれ買いました。
日本国内では販売していないと思います。海外のレーベルサイトで直接ダウンロードしました。
その頃はハイレゾロックの定番作品としてよく使われていました。
記憶では録音自体は96kだったような気がしますが、今はDSD64で聴くことが多いです。
アコースティック系のロック作品を中心としたコンピレーションです。
収録曲の中では、Keith Greeninger & Dayan KaiによるImmediately Blessedがお勧めです。
Chris Jones – Roadhouses & automobiles

ドイツの高音質レーベル、Stockfisch Recordsから1枚。
ミュンヘンオーディオショウなどの欧州オーディオイベントでは定番の1枚です。
収録曲”No Sanctuary Here”は良く耳にする曲ですね。
同レーベルのSACDコンピにも同曲は収録されていますが、このアルバム自体はSACD存在しないと思います。
LPも出ています。

以上10枚紹介してみました。
気が向いたらまた別の作品も紹介します。
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