アン・サリーが2010年12月に発表した「fo:rest」のアナログ盤です。オリジナルCDは公式ホームページとライブ会場限定で販売されていた作品で、2022年の「レコードの日」企画で2LPアナログ化されました。同時に「Bon Temps」「はじまりのとき」の3タイトルがLP化されています。
アン・サリーの作品の中で、私が一番好きなのがこのアルバムです。以前にレコード化された2番目に好きな作品と合わせて、LPで聴けるのは嬉しい限りで、とりあえず入手しました。
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Ann Sally - Moon Dance
アン・サリーのセカンドアルバム「Moon Dance」のLP盤(COJA-9434)をレビュー。2003年発売のオリジナルCDとの音質比較を交えて、本作の音楽的魅力を紹介します。
目次
Ann Sally - fo:rest
Kissing Fish Records - KMKN-099

今回のシリーズは見開きゲートホールドの厚紙ジャケット、2枚組仕様です。カッティングにも余裕があり、丁寧な仕事に感じられます。
音質も前回LP化されたものより優れています。前回は60点くらいと書きましたが、今回は75点くらいの出来です。とはいえ、この作品に関してはCDの方がお勧めではあります。
ディスクユニオン関連の流通なのでプレス枚数には余裕がありそうですが、レコードは買い逃すと後々面倒なので、気になる方は早めに押さえておくのが良いと思います。なお、ディスクユニオン限定で3LP+7インチのセット(KMKN-102)も同時にリリースされています。
アン・サリーのCDはすべて所有していますが、本作が一番好きです。初期のころに通じるアコースティックな楽曲が多いことと、日本語で歌われる曲の比率が高いことが理由です。オリジナル曲に加え、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ルイス、そして松田聖子「ガラスの林檎」といった多彩なカヴァーが収録されていて、とりわけ「ガラスの林檎」は秀逸な出来です。