Volumio 3 – version: 3.198

volumio3
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正式にVolumio 3がリリースされました。
今までも従来のVolumio 2と並行してベータ版の3は公開されていました。

ベータ版の時は私の環境では挙動が今一つ安定せず試しては戻すの繰り返しでしたが、今回は安定しています。

3の設定をまとめてみたいと思います。

3は無料プランと有料プランがあります。
有料プランで魅力的な機能はTIDAL Connectくらいですね。

無料プランでも特に問題ないですが、アカウントを作ってログインしないとプラグインがインストールできなくなりました。

VOLUMIO PREMIUM
All open features plus:

Use Volumio Premium on up to 6 devices
Multiroom Sync Playback
Manifest User Interface
Automatic Sync of Personal items
Remote connection to up to 6 devices
Native TIDAL and Qobuz integration
TIDAL Connect
CD Playback and Ripping
Bluetooth Audio Playback
Highresaudio.com Integration
Digital and Analog Inputs Playback
Music and Artists Credit Discover

現在の環境
ハードウェア: Raspberry Pi 3 Model B+
DAC: i2s接続 Audiophonics I-Sabre ES9028Q2M
NAS: Synology DS712+(Roonサーバー兼用)
再生アプリ: Roon、たまにSpotify Connect

Raspberry pi & i2s-dac
目次

Volumio 3 – version: 3.198について

Volumio3.198

現在のmpdとカーネルのバージョン
mpd version: 0.21.11
カーネル: 5.10.90-v7

SSHの利用許可

最初にこの作業をしないとSSHでアクセスできません。

Volumioをインストールしたラズパイが立ち上がった状態で

webブラウザで
volumio.local/dev/
と入力するとSSHアクセスの可否が設定できます。

SSHの許可

SSH ENABLEをクリックします(赤で囲った部分)。
SSHについては省略しますが、RLoginというソフトを使用しています。

参考: RLogin

RLogin 設定

SSHでログインする場合は下記の通りです。
ホスト名: volumio.local
ログイン: volumio
pass: volumio

事前準備

これをやっておかないと各種設定でつまずくことがあります。

#最新状態にアップデート

volumio@volumio:~$ sudo apt-get update

I2S DACでDSD再生をするための設定

私が使用しているES9028Q2Mの場合、以前はDSD再生するのにはひと手間必要でしたが、今のバージョンではI2S DACの一覧にあるAudiophonics I-Sabre ES9028Q2Mを選択するだけでDSD128まで簡単に再生できるようになりました。

多くのI2S-DACが独自にドライバーを当てなくても対応しています。

I2S DACの選択

手順としてはI2S DACをONに、DAC Modelの中から該当製品を選びます。
I2S DACはDSD Nativeには対応していませんので、DSD over PCMを選びます。

この設定はMPDおよびUPnP再生時に有効ですが、Roonの場合はRoon側で別途設定する必要があります。

次に再度SSHでアクセス

#alsamixerの設定

volumio@volumio:~$ sudo alsamixer -Dhw
Alsamixerの設定

フィルターカーブの設定ができます。お好みでどうぞ。

再生環境の構築

現在利用しているサービスは、Spotify、UPnP、Roonです。

事前準備

Volumio 3から、プラグインをインストールする際にMyVolumioのアカウントを取得する必要があります。

MyVolumio

Spotify

簡単に対応できるようになりました。

Volumio Spotify Connect2

インストール済みの中にVolumio Spotify Connect2表示されますので、ON アクティブにして設定を選択。
ビットレートを最高の320にしてSave。

Spotify Setting

知らない間にギャップレスにも対応しました。
高級機器でもSpotifyのボリュームで音源の音量自体を可変してDACへ送ってしまう機器も多いです。

これは音質的にかなりデメリットです。
本来はSpotify側のボリュームを固定で、それ以降のDACやプリ側で音量を調整するべきです。

これで、Spotify Connectできます。
スマホから操作

Spotify Connectの場合、スマホはあくまでも選曲で利用するだけなので、スマホを閉じてもそのまま再生できます。

現在のファームウェアでは、Spotify、UPnP、Roonの中でどれか再生していると、それを停止しないと他の再生はできない仕様になっています。

後から選択した再生方法で上書きできるようになると最高なのですが、この辺は高級オーディオ機器でもできないものも多いので仕方が無いですね。

Luminアプリを使ったUPnP再生

VolumioはデフォルトでUPnPに対応しています。

webブラウザからの設定で、設定 → ソース にあるUPnPレンダラーがONになっていれば、Luminアプリで再生できます。

“LuminやKazooのアプリが使える”=”OpenHome”=”TidalとQobuzが使える”と思っていましたが、Volumioの場合はLuminやKazooで動かすことはできますが、ストリーミングはそのまま利用できません。

LuminやKazooでTidalを使う場合にはBubbleUPnP Serverが必要です。

Synologyの場合、最新のDSM7は標準でBubbleUPnP Serverに対応していません。

解決方法はありますが、面倒なのと、自分の環境でUPnP再生をすることがほぼ無くなってしまったのでインストールはしていません。

また、Tidal、Qobuzは日本では正式に対応していません。
そのため海外から申し込めない場合は、VPNソフトを利用して海外から申し込んだように偽装して契約する必要があります。

私はこのやり方で申し込みしましたが、Qobuzは契約が難しくなったようです。

Tidalはサイトが日本語表記に変わったりしていますので、近い将来正式に日本も対応するかもしれません。

Roon

プラグインからRoon Bridgeをインストールするだけです。

Roon Bridge

現在はSynology DS712+をUPnPおよびRoonサーバーとして利用しています。
5000強のアルバムがありますが特にストレスなく使用できています。

Roon My Album

Roonについては、別記事で紹介しています。

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不要な機能の停止

DACへはI2S接続、音源はLAN接続でNASから読み込んでいますので、USBは使っていません。

また、HDMIやBluetoothの停止、ランプ消灯などで音質の向上を図ります。

USBの停止

#事前準備

volumio@volumio:~$ apt-get install python build-essential git device-tree-compiler gcc-4.9 g++-4.9
volumio@volumio:~$ sudo apt install libusb-dev
volumio@volumio:~$ sudo wget http://www.gniibe.org/oitoite/ac-power-control-by-USB-hub/hub-ctrl.c
volumio@volumio:~$ gcc -O2 hub-ctrl.c -o hub-ctrl -lusb
volumio@volumio:~$ sudo cp -a hub-ctrl /usr/local/bin

sudo nano /etc/rc.localで下記コメントを追加

#USB off

sudo hub-ctrl -b 1 -d 2 -P 2 -p 0; /bin/sleep 2; sudo hub-ctrl -b 1 -d 2 -P 3 -p 0;sudo hub-ctrl -b 1 -d 2 -P 4 -p 0; sudo hub-ctrl -b 1 -d 2 -P 5 -p 0

exit 0の上に書き込まないと反映されません

再起動すると反映されます。
コマンドで確認することも可能です。

volumio@volumio:~$ sudo hub-ctrl -v

デフォルトの状態
Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect
Port 2: 0000.0100 power
Port 3: 0000.0100 power
Hub #1 at 001:002
INFO: individual power switching.
WARN: Port indicators are NOT supported.
Hub Port Status:
Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect
Port 2: 0000.0100 power
Port 3: 0000.0100 power
Port 4: 0000.0100 power
Hub #2 at 001:001
INFO: ganged switching.
WARN: Port indicators are NOT supported.
Hub Port Status:
Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect

USBオフにした場合
Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect
Port 2: 0000.0100 power
Port 3: 0000.0100 power
Hub #1 at 001:002
INFO: individual power switching.
WARN: Port indicators are NOT supported.
Hub Port Status:
Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect
Port 2: 0000.0000
Port 3: 0000.0000
Port 4: 0000.0000
Hub #2 at 001:001
INFO: ganged switching.
WARN: Port indicators are NOT supported.
Hub Port Status:
Port 1: 0000.0503 highspeed power enable connect

HDMIの停止

sudo nano /etc/rc.localで下記コメントを追加

#hdmi stop

sudo /opt/vc/bin/tvservice -o

exit 0の上に書き込まないと有効になりません。

WIFI、BluetoothとACT LED、PWR LEDの停止

ACT LEDが緑色、PWR LEDが赤です。

sudo nano /boot/config.txt で下記コメントを追加

# Disable the ACT LED
dtparam=act_led_trigger=none
dtparam=act_led_activelow=off

# Disable the PWR LED
dtparam=pwr_led_trigger=none
dtparam=pwr_led_activelow=off

# turn wifi and bluetooth off
dtoverlay=pi3-disable-wifi
dtoverlay=pi3-disable-bt

#WIFIの確認
下記コマンド結果にwlan0が表示されなければ停止されています。

volumio@volumio:~$ ip link show

Ethernet LEDの停止

PI3では(多分)できませんでしたが、PI3+とPI4はイーサネット(LAN) LEDも消灯できます。

#事前準備

volumio@volumio:~$ wget -O llctl "https://drive.google.com/uc?id=0B-6zmEDJwxZEbmJkU3g2MlhMQWs&export=download"
volumio@volumio:~$ chmod +x llctl

sudo nano /boot/config.txt に下記内容を追加

# Disable Ethernet LEDs
dtparam=eth_led0=14
dtparam=eth_led1=14

ヘッドフォンなど不要なオーディオ出力の無効化

ラズパイ自体にはヘッドフォン、HDMIなど複数のオーディオ出力がありますが、使わないので無効化します。

volumio@volumio:~$ cat /proc/asound/modules

0 snd_bcm2835
1 snd_bcm2835
2 snd_soc_i_sabre_q2m

ここでいうと使っているのは
2 snd_soc_i_sabre_q2m
だけです。

Roonのオーディオ設定でもデフォルトはこの通りです。
オーディオデバイス

#オンボードオーディオを無効化

volumio@volumio:~$ sudo nano /etc/modprobe.d/raspi-blacklist.conf

下記コマンドを入力して保存
blacklist snd_bcm2835

再起動してもう一度確認。

volumio@volumio:~$ cat /proc/asound/modules

0 snd_soc_i_sabre_q2m

RoonでもI2S-DAC以外無効化されました
不要なデバイスを停止

その他SSHでよく利用するコマンド

#バッファーサイズの変更

root@volumio:~# sudo nano /etc/mpd.conf

以下の値を任意で可変
# MPD Internal Buffering ###############
audio_buffer_size “2048”
buffer_before_play “10%”
########################################

#alsamixerの設定

volumio@volumio:~$ sudo alsamixer -Dhw

#現在のカーネル確認

volumio@volumio:~$ uname -rv

#MPDバージョン確認

volumio@volumio:~$ mpc version

#温度確認

volumio@volumio:~$ sudo vcgencmd measure_temp

#電圧確認

volumio@volumio:~$ sudo vcgencmd measure_volts

#周波数確認

volumio@volumio:~$ sudo vcgencmd measure_clock arm
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