SACDリッピングできるブルーレイのまとめ

SACD RIPPING

以前にパイオニアのブルーレイを使ったSACDリッピング方法を紹介しました。

あわせて読みたい
ブルーレイプレーヤーでSACDリッピング パイオニアのブルーレイプレーヤーを使ったSACDリッピング方法。PCで不可能だったSACDのDSDデータを取り出すことが可能に。

パイオニアのホームAV事業は事実上廃業ですが、まだブルーレイはティアックで修理対応するそうです。
参考: パイオニア製品修理対応製品リスト

プレミア価格になりつつありますので、他にリッピングできるブルーレイを紹介します。

日本でのSACDリッピングは法に触れる可能性があるので、自己責任でお願いします。

目次

SACDリッピングできるブルーレイプレーヤーのまとめ

下記のモデルがリッピングできるそうです。
事実関係は保証できませんのでご了承ください。

Arcam

FMJ UDP411 (日本未発売)
FMJ CDS27 (日本未発売)

Cambridge

Azur 752BD



CXU

Electrocompaniet

EMP3 (日本未発売)

DENON

DBT-3313UD and 3313UDCI * ARMv7 AutoScript version

Marantz

UD7007 *ARMv7 AutoScript version

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MSB Technology

Universal Media Transport V
Signature UMT V

Oppo

BDP-103 and 103D

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BDP-105 and 105D

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Pioneer

BDP-80FD (日本未発売)
BDP-160


BDP-170

Primare

BD32 MkII

Sony

BDP-S390 (日本未発売)
BDP-S490 (日本未発売)
BDP-S590

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BDP-S4100 (日本未発売)
BDP-S5100

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BDP-S790 (日本未発売)
BDP-S6200 *ARMv7 AutoScript version

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BDP-S7200 (日本未発売) *ARMv7 AutoScript version

YAMAHA

BD-S677 (日本未発売)

SACDをリッピングする方法

機種により若干設定は異なります。

PC側の事前準備

STEP
USBメモリを用意する

FAT32でフォーマットし、短いラベル名にする

STEP
AutoScriptファイルをダウンロードし、USBメモリに保存

USBメモリには他のファイルは入れずに、3つのファイル全てを一番上の階層に保存します。

ARMv7タイプはダウンロードするファイルが異なります。

パイオニア BDP-160/170など

ARMv7タイプ

ブルーレイプレーヤーの設定

STEP
SACDリッピングができるブルーレイプレーヤーを用意
STEP
ブルーレイプレーヤーをインターネットに接続

有線/無線は問いません。IPアドレスを確認してメモします。
固定IPにした方が便利だと思います。

STEP
ブルーレイプレーヤーの設定

プレーヤーにはUSBデバイスをつながないこと
クイックスタートをON
自動再生はオフに

モデルによって設定項目は多少違います。

STEP
電源を落とした状態で、事前に準備したUSBメモリを挿入し、電源を立ち上げる

トレイが空いたらSACDを載せます。

プレーヤーによってUSBメモリを刺す場所が異なります。

リッピングを開始する

STEP
PCに保存するフォルダーを作成する

CドライブにSACDというフォルダーを作ると仮定します。

STEP
sacd_extract.exeを保存

先ほどのフォルダーにsacd_extractをダウンロードし、解凍します。

解凍したsacd_extract.exeファイルを保存。
参考: https://www.videohelp.com/software/sacd-extract

STEP
コマンドプロンプトを立ち上げてリッピングを開始する

事前準備で作成したフォルダーに移動。

今回はCドライブにsacdというフォルダーを作成しましたので、コマンドプロンプトに下記のように入力。

cd C:\sacd 

次に、フォルダー内のsacd_extract.exeを起動します。

.\sacd_extract -i 192.168.x.xx:2002 -P -I

192.168.x.xxはブルーレイプレーヤーのIPアドレスです

デフォルトではISOファイルで保管されますが、下記コマンドを追加することでDSFのステレオで保存するなど、設定を変更できます。

Usage: sacd_extract [options] [outfile]
-2, --2ch-tracks : Export two channel tracks (default)
-m, --mch-tracks : Export multi-channel tracks
-e, --output-dsdiff-em : output as Philips DSDIFF (Edit Master) file
-p, --output-dsdiff : output as Philips DSDIFF file
-s, --output-dsf : output as Sony DSF file
-I, --output-iso : output as RAW ISO
-c, --convert-dst : convert DST to DSD
-C, --export-cue : Export a CUE Sheet
-i, --input[=FILE] : set source and determine if "iso" image,
device or server (ex. -i192.168.1.10:2002)
-P, --print : display disc and track information

STEP
リッピング終了

作成したフォルダー内(Cドライブのsacd)にISOファイルが保存されます。

SACD ISOファイルの処理の仕方は別ページで説明しています。

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DSFファイルのタグ編集はMP3tagがおすすめです。

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