Georges Pretre - Saint-Saens: Symphony No. 3

サン=サーンス交響曲第3番「オルガン付き」は、オーケストラとオルガンの壮大な響きが楽しめる作品で、オーディオのデモンストレーションにも多く使われてきました。

数ある録音のなかでも、ジョルジュ・プレートル盤はルイ・フレモー盤と並んで愛聴しています。

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Georges Pretre - Saint-Saens: Symphony No. 3

EMI - ASD585

ASD 585

パリ音楽院管弦楽団を指揮したプレートルに、オルガンはモーリス・デュリュフレ。デュリュフレは作曲家としても知られますが、パリのサン=テティエンヌ・デュ・モン教会の正オルガニストを1929年から半世紀以上にわたって務めた名手です。本盤はまさにその教会で1962年に録音されており、デュリュフレが自らのオルガンで演奏しています。

演奏は躍動感にあふれ、華やか。空間にエネルギーが充満するような濃密さがあります。音にならない低域のうねりまでしっかりと収録されており、オルガンを伴う大編成の録音としてはバランスの良い仕上がりです。この作品はどうしても混濁感が出やすいですが、本盤はその点でもよく整理されています。

録音のクオリティはフレモー盤にやや譲る面がありますが、演奏そのものの魅力ではプレートル盤に軍配が上がるという声も少なくありません。

スケールの大きな表現を好む方にはぜひ聴いていただきたい一枚です。

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