カラヤンは、あるテーマに沿った小作品集を多く残しています。
本作はタイトルの通り、フランス作品集。ビゼー「アルルの女」第2組曲、シャブリエ「スペイン」、グノー「ファウスト」バレエ音楽、ベルリオーズ「ファウストの劫罰」よりハンガリー行進曲という選曲です。
目次
Herbert von Karajan - Karajan in Paris
EMI - ASD3761

それほど人気のある曲が並んでいるわけではありませんが、カラヤン自身は過去にも何度か録音した曲が多く、お気に入りのレパートリーだったのかもしれません。
録音は1978年12月から1979年にかけて、ベルリン・フィルハーモニーで行われました。プロデューサーはMichael Glotz、エンジニアはWolfgang Gulich。リリースは1980年です。ベルリン・フィルの分厚いサウンドも相まって、ゴージャスな演奏に仕上がっています。
アナログ録音末期にあたる時期の作品で、プレス枚数も多いと思われるため、初版レコードでも入手しやすい部類です。この作品はレコードの方が鮮やかで、SACDは比較すると平面的に感じました。