Samson Francois - Debussy

サンソン・フランソワはクラシックを聴くキッカケにもなった大好きなピアニストの1人です。
特にラヴェルとドビュッシーの演奏を愛聴しています。

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Samson Francois - Debussy: Œuvres Pour Piano

La Voix De Son Maître - 2C 191-11651/4

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いわゆる正確無比な超絶技巧系とは対極に位置するような演奏だと思います。
フランソワの演奏は即興的とか、ポエジーとかイマジネーション、霊感などで表現されることが良くあります。半面、不安定でミスが多いという評価も付きまといます。

ドイツ系の作曲家とは相性が悪く、レパートリーが狭いことも含めて、人によって評価はかなり変わると思います。

酒とタバコを愛し、1970年10月22日、46歳という若さでパリにて亡くなりました。
この4枚組はパリのサル・ワグラムで1968年から1970年10月にかけて録音されたもので、フランソワ最後の録音となっています。練習曲集第1巻の録音を果たせぬまま急逝したため、ドビュッシー・ピアノ作品全集は未完のまま終わりました。

前奏曲集第1巻・第2巻、映像第1集・第2集、版画、ベルガマスク組曲、ピアノのために、子供の領分、喜びの島、マスク、練習曲集第2巻など、主要作品の大半が収められています。

レコードはほぼEMIからのリリースです。この作品に英EMIがあるのか分かりませんが、初期の作品は同じ初版でも英EMIの方が価格は高いです。

フランスのピアニストがフランスの作曲家を演奏していること、仏EMIのジャケットの方が好きなものが多いので、フランソワのレコードは仏盤で良いのかなと思います。

英EMIと違い、仏EMIは初版、2版、3版と型番自体が変わっていきます。
レーベル面を見ないと分からない英EMIとは異なり、その点では型番だけで判断できるので便利です。

本盤は1971年リリース、英EMIでいう切手ニッパーの時期にあたる初版プレスです。

SACDもリリースされています(Warner Classics Japan WPGS-50118/21、2012年、4枚組)。レコードと比較するとSACDの方がしなやかで丁寧な表現、レコードは強くて浸透力があります。どちらにも良さがありますね。

フランソワの録音は優秀録音というよりも、好きな演奏として聴いています。

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