2012年に発表された八代亜紀のジャズアルバム「夜のアルバム」。
発売のニュースを見て予約して買いましたが、音が好みではなくて、なかなか最後まで聴けませんでした。
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八代 亜紀 - 夜のアルバム
Universal - UCJJ-9005

CDを買おうと思っていたタイミングでアナログリリースの情報があったので、ジャケットで、これはアナログだなと思い予約しました。
予約時と実際にリリースされた時には収録曲の変更があったり(事前連絡はありましたが)、ジャケットが意外にチープだったり、聴く前から微妙な要素がいくつかありました。
熱心に聴くジャンルではありませんが、選曲、アレンジもイマイチだと感じました。彼女の魅力を上手く引き出せていないような気がします。熱心なジャズファンよりも、演歌ファンに向けた作品なのかもしれません。ジャケットの雰囲気は素晴らしいのですが…。
本作のプロデュースを手掛けたのは、元ピチカート・ファイヴの小西康陽氏です。
彼が目指したのは、現代的なハイファイサウンドではありませんでした。むしろ、八代亜紀がキャリアをスタートさせたであろう、1960年代の銀座のクラブが持つ、タバコの煙が目に染みるような空気感の再現です。リバーブを排したドライな音像、そして八代自身の「一発録りに近い」という緊張感に満ちたレコーディング…。
CDの音は分かりませんが、アナログの音は悪いです。
八城亜紀も、昔のライブ盤など、優秀録音はたくさんあるのですが、残念です。
ちあきなおみ、石川さゆりレベルの音質を期待してると、肩透かしをくらいます。
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