Stefan Skold - Mozart: Requiem

スウェーデンのオーディオファイルレーベルPropriusが1979年にリリースした、モーツァルト「レクイエム ニ短調 K.626」のアナログ録音です。

指揮はステファン・ショルド。聖ヤコブ室内合唱団とストックホルム音楽院の音楽家たちによる演奏で、録音エンジニアは名盤「カンターテ・ドミノ」でも知られるベルティル・アルヴィングが担当しています。

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Stefan Skold - Mozart: Requiem

Proprius PROP7815

PROP7815

Propriusといえば「カンターテ・ドミノ」が圧倒的に有名ですが、それ以外のタイトルが話題にのぼることは多くありません。カタログの大半はマニアックな宗教音楽で占められており、モーツァルトの「レクイエム」のような広く知られた作品はむしろ異色の存在です。

1979年1月12〜14日、ストックホルムの聖ヤコブ教会で収録されました。独唱はマルガレータ・ハリン(ソプラノ)、アンネ=マリー・ミューレ(アルト)、ブライアン・バロウズ(テノール)、マグヌス・リンデン(バス)の4名。ショルド自身がこの合唱団を創設しており、ホームグラウンドである教会の響きを熟知した上での録音です。

編成は比較的小規模で、大編成のレクイエム録音にありがちな圧倒的なスケール感とは方向性が異なります。その分、合唱の各声部のテクスチャーや独唱者の存在感が明瞭に捉えられており、マイクロダイナミクスの再現に優れた録音に仕上がっています。教会の自然な残響と楽器の実在感のバランスが見事で、アナログ時代を代表する優秀録音の一枚です。

2024年にはカナダの2xHDレーベルから180g重量盤LPとしてリイシューされており、ラッカーカットはバーニー・グランドマン・マスタリングが担当しました。ハイレゾ配信も各プラットフォームで購入可能です。

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