クラシックとしては、最も人気の高い作品の1つだと思います。
オリジナルのレコードは、数十万円で取引されていますし、ゴールドCDは某所の買取価格が4万で提示されていました。
ステレオサウンド企画によるSACD/CDのセットです。
Ernest Ansermet / Royal Ballet – Gala Performances
RCA Victor - LDS 6065
Stereo Sound - SSHRS-007~010
オリジナルのレコードは持っていません。
再発のレコードもいろいろ出ていますが、手元にはありません。
聴かせてもらったことはありますが、再発だけ聴いている分には悪い印象はありませんでした。
従来のCDでも十分に高音質です。その辺の優秀録音盤では太刀打ちできないレベルだと思います。
アンセルメがいつものスイス・ロマンド管ではなく、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団を起用し、キングスウェイホール、エンジニアはケネス・ウィルキンソンという無敵の布陣です。RCAとDECCAの共同作業です。
発売当初は全然売れなかったそうですが、70年代になってから、ステレオ初期の高音質盤が注目されるようになって評価されたようです。
ステレオサウンドのオーディオ名盤コレクションは、最初に出たショルティの春の祭典を購入し、以前に初版レコードと比較もしました。
その時に、LPと比べても互角のクオリティーでしたので、ガラ・パフォーマンスには期待していました。
SACDシングルレイヤーとの4枚組とはいえ、新譜のCDに1万円の出費は結構悩みましたが…。
この作品は幾つかの高音質と呼ばれるCDも所有していますが、それらと比べても全帯域におけるエネルギー感は明らかに上です。
ステレオサウンドの一連のシリーズは、今でも販売していますので、エソテリックのSACDよりもプレス枚数が多いのかもしれません。
ケルテスの新世界で比較する限り、エソテリック盤よりもクオリティーは上です。
コンプリートするつもりはありませんが、気になるものは今後も買うと思います。
アンセルメの三角帽子も出して欲しいですね。
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