私が今まで使ってきたスピーカーは全てブックシェルフ型と言われる小型のタイプです。
個人的にはトールボーイと呼ばれる細長いスピーカーがあまり好きではありません。低音の量感と引き換えに定位の良さを失ってしまう気がするからです。また、無駄に膨らむ低音であれば、潔く出ない方を好みます。
ブックシェルフだと、必然的にスピーカースタンドが必要です。
過去にはacoustic-revive、サイドプレス、Sound Anchorsなども使っていましたが、今はこのスタンドで落ち着いています。
Jodelica Tuning Stand

オーディオラックもそうですが、良い音のするものは組み立て式ではなく、溶接、接着などの分解できないものが多いような気がします。
このスタンドは、小音量時でも盛大に振動しますが、スピーカーをうまく鳴らしてくれます。他のスタンドよりも、スピーカーの存在を簡単に消す事ができます。
低音の量感は控えめです。
見た目も含めて、気に入っています。
元々は、Penaudio (ペナウディオ)のCharismaというスピーカーを鳴らすためのスタンドとして発売されました。経緯はわかりませんが、他のスピーカーでも音が良いということでJodelica Tuning Standとして販売されたと思います。
耐荷重が10kgまでですので、B&Wの805など、そこそこ大きいスピーカーには使えません。
LS3/5Aなど、小型で箱を響かせたほうが相性が良いスピーカーにはおすすめです。
私は、Focus Audio「model68」、Neumann 「KH120」、そして今も使っているSchulz 「KSP130K」で使用していました。
下請け工場が閉鎖してしまったことにより、現在は製造を中止しています。
今のところ再生産の予定はないそうなので、とても残念です。
現在は、Solidsteelに変更しました。

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