ワルター・オルべルツといえば、ズスケとの一連のモーツァルトVnソナタを筆頭に、エテルナでは多くのレコードをリリースしています。
独奏作品は意外と少なく、有名なところだとハイドンのピアノソナタ全集でしょうか。これは、ベルリンクラシックからCDでもリリースされています。
いわゆるメジャー系のリリースがほとんどないのが残念なピアニストの1人です。
目次
Walter Olbertz - Stravinsky: Concerto for Piano and Wind Instruments
Eterna - 825 566
初出はVステですが、所有しているものは、黒ラベルのフラット厚手盤。
A面がピアノと管楽器のための協奏曲。ヴァーツラフ・ノイマン指揮、ゲヴァントハウス管弦楽団。
B面がピアノ独奏。
イ長のセレナード(1925年)とピアノソナタ(1924年)を収録。
ストラヴィンスキーのピアノ作品は頻繁に演奏される曲ではないと思います。
いわゆる新古典主義時代の作品にあたりますので、前衛的な現代音楽と比べると、普通に聴きやすい印象です。
このレコードはほとんどB面のピアノしか聴いていませんが、ハイドンよりもメロディーが耳に残りますね。つかみどころがない感じもあり、何とも不思議な曲です。
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