記念すべきHMVの最初のステレオレコードです。
ASDではじまるHMV/EMIのレコードはこのASD251がスタートです。
1957年というステレオ黎明期です。
目次
Thomas Beecham - Rimsky-Korsakov: Scheherazade
HMV - ASD251
Tower Records - TDSA-205
タワレコ企画でSACDもリリースされたので、比較してみました。
手持ちのレコードは金白ジャケの初出ですが、マトリクスは11/10でした。
最初のステレオレコードということもあり、おそらくかなり多くプレスされていることが想像できます。
初版のレコードでも比較的入手はしやすいと思います。
ビーチャムは少なくても日本ではあまり評価が高くありません。
同年代の他の指揮者と比べると、初版のレコードでも入手しやすい価格が多いですね。
このシェラザードは、レコードで聴くと重厚感のある音、優雅で気品のある演奏という印象です。
タワレコのSACDは演奏の印象は変わらず、少しレンジが伸びてすっきりとした音質です。
マスターテープの劣化はそれほど気になりませんでした。
レコード比べると少し新しい時代の録音のような感覚です。
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