バルビローリ&ハレ管によるシベリウス管弦楽曲集。
1966年1月、アビーロード・スタジオ第1スタジオでの録音です。初期の作品ながら入手性も高く、中古市場でよく見かける一枚です。
目次
John Barbirolli - Sibelius: Finlandia, Karelia Suite, Valse Triste
EMI - ASD2272

プロデューサーはクリストファー・ビショップ、バランスエンジニアはピーター・バウン。1966年1月23-24日の2日間でセッションが行われました。バルビローリはシベリウスの交響曲全曲もEMIに録音を残していますが、私はこの管弦楽曲集を一番よく聴いています。
収録曲はフィンランディア Op.26、カレリア組曲 Op.11、悲しいワルツ Op.44-1、ポホヨラの娘 Op.49、レンミンカイネンの帰郷 Op.22-4という人気曲ばかりで、バルビローリがシベリウスの小品を深く愛していたことがうかがえる選曲です。
タワレコからはシベリウス交響曲全集・管弦楽曲集のSACDボックス(TDSA-80)も出ていましたが、そちらは未所有です。
参考: シベリウス: 交響曲全集(1-7番)、管弦楽曲集<タワーレコード限定>
上記ボックスは未所有ですが、ワーナーから出たSACDは持っています。2020年にオリジナルテープから192kHz/24bitでリマスターされた音源で、初出のセミサークル盤と比較しても健闘している仕上がりです。
技術的にレベルが高い演奏とは言えませんが、シベリウスのひんやりとしたイメージとは異なり、雄大で力強く温かみのある響きが魅力。バルビローリならではのシベリウス像が刻まれた一枚です。