前回に続いてモーツァルトのレクイエムを。
alphaレーベルは、近年のリリースとしては最も音が良いレーベルの1つだと思います。
ストリーミングにも積極的に参加していて、Qobuzだと新譜でもハイレゾで直ぐに聴けてしまうので、CDはあまり買っていません。
それでもごく僅かにリリースされているSACDやストリーミングにない作品を中心に購入しています。
レコードも少しだけリリースしています。
本作のマスターは192k/24bitのようです。
目次
Teodor Currentzis - Mozart: Requiem
alpha - alpha468
クルレンツィスは今や最も人気のある指揮者の1人だと思います。
新譜が出ればとりあえずチェックはしています。
彼の斬新な解釈は、普通の表現ではないものを期待され過ぎてしまっているような気がして、ちょっともったいないな気がしています。
特に最近はその傾向が顕著なイメージで、もっと普通にやっても良いのになあと思うことが多くなりました。
デビューはalphaからですが、ちょっと前にいきなりこの作品がレコード化されました。
1500枚限定ということで、速攻買いました。
デジタルマスターのレコード化には手放しで喜びませんが、alphaレーベル x クルレンツィス x 1500枚限定…これは買うしかありません。
DMM(ダイレクト・メタル・マスタリング)カッティングで、45回転の2枚組。
Qobuzは48k/24bitです。
それと比べても音の厚み鮮度、空間の広さなど有利ですね。
レコード化がうまくいった作品だと思います。
モーツァルトのレクイエムは、色々な解釈があって録音によっては別の作品に感じるくらい違う印象を受けるものもあります。クルレンツィスの解釈は世の中の多くのものと比べても新しいインパクトを十分に残していますね。
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