デュプレのレコードは協奏曲が多く、室内楽は少ないですね。
ベートーヴェンのチェロソナタを紹介します。
ピアノは、いつものバレンボイムではなく、スティーヴン・ビショップです。アルゲリッチの3番目の夫です。
目次
Jacqueline Du Pre & Stephen Bishop - Beethoven: Cello Sonatas
EMI - HQS1029
HQSシリーズもASDのように複雑で、初版のラベルが何色か判断し難い部分が結構あります。このレコードは、黒ラベルが初出です。2版が小豆色(黒ニッパー)、3版が小豆色(小豆ニッパー)と続きます。
このシリーズは積極的にコレクションしてませんが、そのうち気が向いたらラベルの紹介もしたいと思います。
デュプレとビショップは録音当時、婚約していたそうですが、直後に破談になったそうです。当初はチェロソナタ全集を録音する予定が、この1枚で終わってしまいました。
そのため、プレス枚数が少ない作品です。
協奏曲の彼女のイメージよりも落ち着いた聴かせる演奏ですが、一本芯があるというか、静かな情熱を感じます。
その後、バレンボイムとのチェロソナタを録音。2人は結婚したのは周知のとおりです。
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