東独エテルナの初期作品。いわゆるVステですね。
このブログでVステのレコードを紹介するのは初めてです。
目次
Claudio Arrau - Beethoven: Piano Concerto No. 1
Eterna - 825 542
アラウはベートーヴェンのピアノソナタと協奏曲全集を何度か録音しています。
これは、ハイティンク指揮の作品。
エテルナのレコードは、英国のメジャーレーベルと比べると、今でも比較的安価に入手が可能です。例外的に高価な作品もあります。初期のVステだけは希少性の問題も有りなかなか入手できません。
ハイティンクとの録音は2回目の全集で、エテルナは連番で5枚全てVステが存在します。演奏はもう少し覇気が有っても良いかもしれませんが、年齢的にも全盛期の録音で細部まで丁寧な描写です。
オリジナルがフィリップスなので、Vステとしては入手しやすい部類です。フィリップス盤を所有していないので音質差は分かりません。
エテルナ、オリジナル作品と比べると柔らかく、やや抜けが悪く感じます。元がフィリップスだからか、初期盤の材質の影響でしょうか。
コメント