ミケランジェリによる1973年10月29日、東京文化会館大ホールでのライブ録音。
マイクはノイマンSM69をメインに、エコー用としてホール客席上方に2本、アンプとテープ・レコーダーはアンペックス、2トラック38cm/sec。
現状日本における唯一のオリジナルテープが現存するリサイタル録音らしいです。
オリジナルテープからマスタリングされ、2枚組レコード、SACDシングルレイヤー、2枚組HQCDがそれぞれ販売されています。
目次
Arturo Benedetti Michelangeli - Live in Tokyo 1973
TOKYO FM - TFMCLP-1027/8
TOKYO FM - TFMCSA-0021
手元にあるのは、レコードと、SACDシングルレイヤー。
TOKYO FMの一連のレコードは高過ぎです。なかなか購入できません…。
ミケランジェリは大好きなピアニストの1人です。SACDを買って内容が良かったのでレコードも追加で買いました。
収録曲は以下の通り
シューマン: ウィーンの謝肉祭の道化、ショパン: ピアノ・ソナタ第2番、ラヴェル: 高雅で感傷的なワルツ、夜のガスパール
どれもなじみのある曲ですが、ミケランジェリの演奏というだけで希少性が増しますね。
ショパンの葬送行進曲は、何度聴いても惹き込まれます。
SACDが良かったのでレコードも期待していましたが、SACDの方がしっくりきました…。