何年くらい前か覚えていませんが、まだクラシックのレコードに興味を持つ前に、オーディオのアナログ誌でレコードのマトリクス番号の違いによる聴き比べの記事が有りました。
当時メインで購入していたレコードは、そもそもが、数百枚単位でしか製造されていない物ばかりだったので、初版しかありません。マトリクスの記事を読んでも、あまり興味がありませんでした。
マトリクスの比較で使われていたレコードがこれでした。
目次
Kyung-Wha Chung - Bruch: Violin Concerto, Scottish Fantasia
DECCA - SXL6573
既にその本が手元に無いのでうろ覚えですが、同じレコードでマトリクスを比較するというマニアックな企画にも関わらず、比較したマトリクス番号が中途半端だった記憶が有ります。
チョン・キョンファは、英DECCAでは時代的にもED4のリリースばかりです。ヴァイオリン協奏曲の定番ということで、当時、売れたのか今でも入手がし易いレコードです。
その内容と合わせてお勧めできる作品です。ケンペのデッカ作品という観点でも楽しめます。
このレコードは10枚以上買いましたが、入手したもので一番若いマトリクスは2W/2Wでした。次が4W/2Wです。1W/1Wは無いのかな、という気がしています。
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