増え続けるCD、収納場所に困っていませんか? 「お気に入りのCDは手元に残したいけど、プラケースがとにかくかさばる…」 そんな長年の悩みを、たった一つの製品が解決してくれました。
この記事では、CDの収納スペースを約1/3に圧縮できる「コクヨ メディアパス」を、私の実体験を交えて紹介します。そのメリット・デメリットから、気になる代替品との比較まで、詳しく解説します。
この記事で分かること
- 脱プラケースで、どれだけ省スペースになるか
- メディアパスのメリットと、知っておくべきデメリット
- 類似の代替品「タワレコ スマートケース」との比較
- 生産終了の噂は本当か?
私が「脱プラケース」を決意した理由
私もかつて、CDの収納場所に頭を悩ませるコレクターの一人でした。 オーディオを置いている部屋は6畳しかなく、天井までの突っ張り式ラックを導入して、なんとか数千枚のCDを収納していました。

このラックは既に廃盤ですが、面積当たりの収納量ではこれを上回るものを知りません。5回の引っ越しにも耐え、東日本大震災でスピーカーが転倒した際も無傷だった、思い出の品です。 しかし、コレクションが増えるにつれて、ついにこのラックでも収納しきれなくなりました。この「収納の限界」が、私がプラケースを捨て、省スペース化へと舵を切ることを決意した、直接的な理由です。
脱プラケースの最大のメリット ー 収納力が3倍に

写真の通り、通常のプラケース10枚分の厚みが、メディアパスなら約3枚分に収まります。つまり、同じスペースに3倍近いCDが収納できる計算です。
コクヨ メディアパスの魅力と注意点
メディアパスとは?その仕組み
メディアパスは、ディスクだけでなく、ブックレット、帯、裏ジャケットを全て一緒に収納できるのが最大の特徴です。不織布ケースと透明フィルムが一体化しており、CDパッケージの要素を損なうことなく、コンパクトにまとめることができます。
【補足】生産終了の噂について
過去に一部モデルが生産終了したという話がありましたが、2025年8月現在、100枚セットの製品は継続して販売されています。 Amazonや楽天などで、現在も問題なく購入できますので、ご安心ください。

- 省スペース性:通常のCDやDVDケースの半分以下のスペースで収納可能
- 多機能性:ディスク、ブックレット、背タイトル(オビ)、裏ジャケットを一緒に収納可能
- 背タイトル収納:専用のポケットで背タイトル(オビ)をきちんと収納できる
- バリエーション:1枚収容タイプと2枚収容タイプがあり、用途に合わせて選択可能
- カラーオプション:不織布のカラーが黒と白の2種類から選べる
- 耐久性:しっかりとした作りで、一般的な使用では十分な保護性能を発揮
- サイズ調整:一部モデルではラベルの挿入やブックレットの出し入れがやや困難
- 背表紙の確認:大量に収納すると、背表紙の確認がやや困難になる可能性がある
- SACDシングルレイヤーや、ブルーレイなどは傷が付きやすいディスクには向かない
空間効率が上がります
デジタルで聞くことが多くなり、置いておくのが邪魔になってきたCDをコンパクトに収納するのにとてもいいです。
CD3枚分が1枚分程度の厚みになるので、すごくスッキリします。
帯等の入れ方にはコツが要りますが、増え続けるCDを賢く収納するにはもってこいです!
Amazonより引用
背表紙の見やすさ
プラケースから入れ替えることで薄くなるけど、棚に並べた時に背表紙が見にくくなるんじゃないかと思っていました。
ですがそんな事はなく意外と見やすかったです。素晴らしいです。
Amazonより引用
移したあとのプラケースの山を見てびっくり
エレコムの2枚用と併せて買いました。
模様替えと並行してやってるので移行作業は80%くらいの進捗率ですが…
一番好きなアーティストの物はそのまま保管、
それ以外の物だけなら大した量では無いかなと思ってたら、あっという間に3分の2使用し、2枚組は使い切りまして、追加を考えてます。
移行したあとのプラケースの残骸の山を見てさらにびっくり、一部廃棄したCDもありますが、好きで買った物ってこんなに溜まって収納を圧迫してたんですね。この商品が無ければ重さもあるし、嵩張ってまた収納に悩んでたと思います。
移行したばかりなので、耐久性は分かりません。
しかし作業は慣れれば、やりやすいパッケージですし、耐久性に問題無ければ今後はこれで保管しようかなと思ってる程良いものでした。
ただ価格面がもう少し安くならないかなぁ。
Amazonより引用
メディアパスの代替品は?タワレコの「スマートケース」と比較
メディアパスと同様に、ブックレットや帯まで丸ごと収納できる製品として、タワーレコードの「スマートケース」があります。メディアパスを基準に、その違いを比較してみましょう。
タワーレコード スマートケース

ディスクを入れる不織布ケースと、ブックレットなどを入れる透明な袋が、完全に分かれた2つのパーツで構成されているのが特徴です。そのシンプルな構造ゆえに、メディアパスよりもさらに薄く、省スペース性に優れていますが、パーツが分かれている分、出し入れの際に少し手間がかかる場合や、棚に並べた際の視認性では一歩譲る面もあります。
結論 ー どちらを選ぶべきか
- 出し入れのスムーズさと、棚に並べた際の探しやすさを重視するなら「メディアパス」
- 究極の薄さを求めるなら「スマートケース」
という使い分けが良いでしょう。
参考: 「タワレコ スマートケース」 通常のCDケースと比較して約1/4に圧縮できる、ロングセラーアイテム!
まとめ
増え続けるCDの収納問題は、多くの音楽ファンにとって永遠の課題です。「コクヨ メディアパス」は、オリジナルのパッケージ感を損なうことなく、その悩みを解決してくれる、非常に優れた製品です。 まずは少量から試してみて、その圧倒的な省スペース効果を体感してみてはいかがでしょうか。
コメント