パール・フィッシャーズは90年初頭から現在も活動している、グラスゴーのバンド。
バンドといっても、David Scottの1人プロジェクトのようなイメージです。
作品ごとにメンバーも入れ替わっていますが、クオリティーは大きく変わりません。
David Scott自身も他作品のプロデュースを行っています。
大好きなBill Wellsにも関わっています。
この辺は、グラスゴーのネットワーク網の強さでしょう。
最初期はネオアコっぽい印象もありましたが、途中から洗練されたポップなメロディーを書くようになり、どちらかというと、60-70年代のソフトロックの影響化にあるような音楽です。
初期作品は、コレクターズ・アイテムになっていますが、大して良くないです。
世の中の多くのバンドは初期の作品がよくて、だんだん興味が無くなるものが多いですが、今でも新作が楽しみな数少ないバンドの1つです。
目次
Pearlfishers – The Young Picnickers
Marina Records – MA 91
アルバムとしては3枚目?にあたるのでしょうか、1999年作が、去年なぜかレコード化されました。
音質うんぬんは、期待してませんでしたが、大好きな作品なので買いました。
2枚組仕様で、2枚目B面にボーナストラックを収録。
実質1.5枚という内容です。
レコードの品質は正直イマイチですが、CDよりは良い気がします。
2000年初頭のインディーポップは、買いまくってましたが、今でも割と良く聴く作品の1つです。
ビーチ・ボーイズフォロワーの中でもかなり上位の位置づけです。
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