意図的にオーディオ機器についてはあまり紹介していませんが、実は結構色々変わっています。
借りて自宅試聴しただけとか、買ったけどやっぱりいまひとつで、手放してしまったものは記事にしません。
モノラルフェーダーからパッシブプリに変更しました。といっても、導入したのは2年くらい前ですが…。
Hattor Audio - Passive preamp MINI
パッシブアッテネーターは今でもいくつかのメーカーから販売されています。
これを選んだ理由は、リモコンがあること、入力が複数あること、サイズとデザインです。
ポーランドのメーカーで、日本に代理店は存在しません。
直販で本国から購入しました。
いくつかのグレードがあり、外観もシルバー、ブラックの他、茶色とか細かく指定できます。入出力もRCA/XLRの選択もできますし、バッファーを入れて、アクティブプリにもできます。
画像は本国サイトを流用しています。
パッシブなので当然、熱も持ちませんが、左右のヒートシンクをメーカー名で作る遊び心が良いですね。未知数だったのでノーマル仕様でオーダーしています。
金属のケースに入って送られてきたときはテンションがあがりましたが、新品でも微妙に細かい傷があるのは中華系に近い感じです。
天板はアクリルに自分で変えました。昔、スペクトラルのプリで天板がアクリルなのを見て、何となく真似してみました。
ノイマンのフェーダーと比べると、超小音量のボリュームコントロールは劣りますが、SNが高く、空間はこちらの方が広いです。
過去にいろいろ使っていたプリと考えると空間の広さは標準的でしょうか。パッシブなのでSNはかなり高いです。
音が痩せる感じも無いですし、費用対効果はかなり高いですね。
アッテネーターのステップは細かい方です。
能率が高いスピーカーを使っていることもあり、深夜にポピュラー系の音楽を流すとボリューム1でも気持ち大きいと感じることはあります。
これはフェーダーのようにはいきません。
同社には同じサイズで、Hypexを使ったデジタルパワーアンプもありますが、そちらは興味が無いので導入する予定はありません。
最後にこのパッシブプリの使用感がわかる動画を紹介しておきます。
動画のモデルは入力表示が無いですが、現在は入力切替もリモコンで変更可能です。
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