ペーター・レーゼルによるドビュッシーです。
1945年にドレスデンに生まれた。生地のドレスデン音楽大学で学んだ後、モスクワに留学しモスクワ音楽院でドミトリー・バシキーロフとレフ・オボーリンに師事した。1966年のチャイコフスキー国際コンクールに出場し6位に入賞したほか、1968年にはモントリオール国際ピアノコンクールで2位に入賞した。現在はドレスデンに在住し、母校のドレスデン音楽大学で2012年まで教授をつとめた。
参考: ペーター・レーゼル Wikipedia
東ドイツ~ロシアということもあり、エテルナにも多数の録音があります。
1980-81年の録音で、青ラベルが初出です。デジタルではなくアナログ録音だと思います。
目次
Peter Rosel - Debussy: Children's Corner, Suite bergamasque, Estampes
Eterna - 827 559
レパートリーは多いですが、地味な印象があり、熱心には聴いていませんでした。
それぞれの作曲家のイメージする世界観よりも、レーゼル流というか、キッチリとしたイメージがあります。
しっかりと技術は感じますが、地味な演奏。
ドビュッシーにはもっと洗練されていて、イマジネーションを感じる演奏が好きですが、カッチリしていて強い演奏です。まるでベートヴェンのように感じます。
ドビュッシーのピアノ作品では、エテルナだとセシル・ウーセの印象の方が強いです。
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