Cecile Ousset - Ravel: Gaspard De La Nuit, Jeux D'Eau, Miroirs

セシル・ウーセはフランスのピアニストです。1936年生まれで、パリ音楽院でマルセル・シャンピに師事し、14歳で一等賞を獲得しました。

1950年代に主要な国際コンクールで実績を積みましたが、国際的な評価が高まるのは1980年代のEMI契約以降です。それ以前、1967年から1974年にかけて東独エテルナに一連の録音を残しており、本盤はその時期の一枚です。

私がクラシックに興味を持つようになったのが、ラヴェルのピアノ作品です。ウーセの作品は割と最初の方に出会ったので思い入れがあります。現在も愛聴しています。

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Cecile Ousset - Ravel: Gaspard De La Nuit, Jeux D'Eau, Miroirs

Eterna - 826 199

eterna826199

1971年の録音で、翌1972年にエテルナからリリースされました。収録曲は「水の戯れ」(1901)、「夜のガスパール」(1909)、「鏡」(1905)の3作品です。ウーセはEMI時代にこれら3作品をいずれも再録音していますが、本盤はその十数年前の記録にあたります。

ウーセの録音はEMIからのリリースが多いですが、いくつかの作品は東独エテルナからリリースされています。エテルナ時代のハイライトは、1974年のブラームス・ピアノ協奏曲第2番(マズア指揮)で、この録音が西側でリリースされたことが彼女の国際的キャリアの足がかりになりました。

ベルリン・クラシックスから同内容のCDも出ています(型番 0032252BC)。何度かジャケット違いで再発されて、手持ちのCDは初版ではありません。当時はラヴェルというだけで適当に買ったので…。

レコードとCDは曲順が若干異なりますが、収録曲は同じです。サブスクではレコードと同じジャケットになっています。CDで同じジャケットは無いような気がします。

ラヴェルは、サンソン・フランソワが一番好きですが、ウーセは模範的な演奏で、もっと評価されても良いと思います。シャンピ譲りの明晰で芯のあるタッチが、ラヴェルの精緻な書法に自然になじんでいます。

録音も良く、ピアノの音像は近めながら粒立ちがはっきりしています。レコードとCDどちらもお勧めです。

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