ズスケ四重奏団によるベートーヴェン弦楽四重奏曲第7〜9番、いわゆる「ラズモフスキー四重奏曲」Op. 59の2枚組です。録音は1967年7月、1968年7月・10月、ドレスデンのルカ教会で行われました。当時のカール・ズスケはドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターを務めており、後にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団へ移籍します。
2023年、キングレコードから本四重奏団によるベートーヴェン 弦楽四重奏曲全集がSACDシングルレイヤー3枚組としてリリースされました。トータル8時間越えの充実した内容に加えて、エテルナトレーディング高荷氏による詳細な解説付きです。エテルナ好きとしては迷わず購入しました。
Suske-Quartett - Beethoven: String Quartets Nos. 7 - 9
Eterna – 825 996/7

個人的に東独エテルナを集めている理由の80%くらいはカール・ズスケの存在が大きいです。リリースが膨大にあるため、全部をそろえることは最初から考えていません。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ、弦楽四重奏、バッハの一連の作品群を中心に集めています。ベートーヴェンには思い入れが無いので、それほど持っていません。
今回のキングのSACDは弦楽四重奏16作品を全て網羅しています。自分へのメモとして、オリジナルのレコード作品を下記にまとめました。
| ジャケット | 初出 | 型番 | 作品名 |
![]() | 黒ステレオ L 9 / H 9 J 9 / H 9 | 8 25 996/7 | 弦楽四重奏7-9番 |
![]() | 黒ステレオ | 8 26 859 | 弦楽四重奏1, 2番 |
![]() | 黒ステレオ | 8 26 860 | 弦楽四重奏3, 4番 |
![]() | 黒ステレオ | 8 26 861 | 弦楽四重奏5, 6番 |
![]() | 黒ステレオ K 76 | 8 26 862 | 弦楽四重奏10, 11番 |
![]() | 黒ステレオ C 79 | 8 27 221 | 弦楽四重奏15番 |
![]() | 黒ステレオ F 80 | 8 27 222 | 弦楽四重奏12, 16番 |
![]() | 黒ステレオ M 80 | 8 27 454 | 弦楽四重奏13番、大フーガ |
![]() | 黒ステレオ | 8 27 481 | 弦楽四重奏14番 |
参照元: Die ETERNA-Schallplatten im Überblick
8 27 xxx番代の作品も含めて、全てEditionではない、黒ステレオが初出です。
手持ちのレコードである、8 25 996/7 弦楽四重奏7-9番でSACDと比較してみました。黒ステレオですが、初版ではありません。初版はジャケットの右上に赤いEternaマークがあります。マトリクスも違いました。
レコードの方がトータルで良いですが、今、オリジナルで全集を集めようと思うと10万でそろえるのは無理だと思います。ふだん、ライナーノーツは読みませんが、文献としても読みごたえのある内容です。
以前にベルリンクラシックからリリースされたCDも持っていますが、比べるとCDの方が太くて強い音がしますが、SACDの方が繊細でレコードの音色に近い感触はあります。
今後、モーツァルトの作品も予定されているそうで、この企画はとても楽しみです。








