タワレコは、精力的に過去の名盤をSACD化しています。
Berlin Classicsとコラボのシリーズもあり、東独エテルナのレコードまでSACD化されるようになりました。
過去にはAvexで"ドイツ伝統の響きシリーズ"としてSACD化されたことはありますが、他ではあまり企画されたことが無いと思います。
目次
Helmut Koch - Bach: Sechs Brandenburgische Konzerte
Eterna - 825 341-2
Tower Records - 0302714BC
記念すべきエテルナにおける初のブランデンブルク協奏曲です。
ヘルムート・コッホ指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。
エテルナのレコードに興味を持つきっかけが、カール・ズスケとの出会いです。最初はCDで聴いたバッハの無伴奏でした。
それから、入手できる範囲でズスケのレコードは手あたり次第買いました。
このブランデンブルクでは6曲のうち、ズスケは1-4番までのヴァイオリンと、6番のヴィオラを担当しています。
手持ちのレコードは初版の箱入りではありませんが、厚手プレスなので第2版相当に当たると思います。
SACD自体も悪くないと思いますが、改めてレコードを聴いてみるとやはり差は感じます。厚みががかなり違いますね。
厳格なバッハというよりも、穏やかで静かな高揚感のある演奏です。
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