[Bar/None BRN-LP-285] アイヴィー (Ivy) - アパートメント・ライフ (Apartment Life)

1997年にリリースされたアイヴィー (Ivy) のセカンド・アルバム「Apartment Life」が、25周年を記念して初めてアナログ盤でリイシューされました。個人的にも思い入れのある一枚であり、この機会に紹介したいと思います。

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Ivy - Apartment Life

Bar/None Records - BRN-LP-285

BRN-LP-285

アイヴィーを本格的に聴き始めたのは、2002年のカバー集「Guest Room」がきっかけでした。レコード店で流れていたニック・ヘイワード (Nick Heyward) のカバーを聴いて、すぐに購入したのを覚えています。
それ以前も何枚かCDは持っていましたが、彼らの魅力に気づいたのはその時からです。

長い間、私はドミニク・デュランド (Dominique Durand) というボーカルの女性の名前がバンド名の「アイヴィー」だと思い込んでいました。

実際のアイヴィーはユニット名であり、タヒチ80 (Tahiti 80) のプロデュースでも知られるアンディ・チェイス (Andy Chase)、そして人気バンド、ファウンテインズ・オブ・ウェイン (Fountains of Wayne) のメンバーであり、2020年に52歳の若さで亡くなったアダム・シュレシンガー (Adam Schlesinger) と、パリジェンヌのドミニクによる3人組ユニットです。

本作「Apartment Life」は、前作から音楽的に大きな飛躍を遂げた作品です。
都会的で洗練されたギターポップを基軸としながら、ブラスやストリングスを効果的に導入。ドミニクの少し気だるいフランス語訛りのボーカルが、そのサウンドに唯一無二の魅力を与えています。

収録曲の「This Is the Day」は映画「メリーに首ったけ」の劇中で使用され、バンドの知名度を大きく引き上げました。アルバム全体が評判を呼び、90年代のインディー・ポップにおける金字塔として、今なお多くの音楽ファンに愛され続けています。

レコードが出たことで久しぶりに聴いていますが、この作品が持つ普遍的な輝きを再確認させてくれる、貴重な体験となりました。

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