このレコードを買うために会社半休にして始発でユニオンに並びました。
もう15年くらい前ですが、いろいろと思い出のあるレコードです。
目次
B.J. Ward - Vocal-Ease
Catfish - 5C 062-24 323

まず、このジャケットが素晴らしいですね。裏ジャケも無敵です。
B.J.ウォードは、1960年代に活動したアメリカのソフトロックグループ「Inner Dialogue」の女性シンガーでした。「Vocal Ease」は、Inner Dialogueでの活動の傍らで録音された彼女の唯一のソロアルバムです。
オランダでジャズ系のメンバーと録音した作品らしく、Inner Dialogue時代とはかなり雰囲気の異なる作品です。
2枚のアルバム自体も悪くないのですが、このソロ作品は完全に別物です。
ジャケットそのままに、もの悲しく美しい雰囲気に包まれています。ブライアン・ウィルソンのカバー曲が特に素晴らしいです!
彼女はジャズ/ソフトロックのシンガーとしてだけでなく、アメリカではテレビ番組や映画などで活躍する非常に有名な声優でもあります。
B.J. Wardで検索すると、何枚かCDがありますが、これも同名他人ではなく、彼女自身の作品で、サブスクで聴いてみると、確かに彼女の声だと分かります。
純粋なソロ作品としては、この「Vocal Ease」が唯一の作品です。
追記。
そして、この作品もレコードで再発されました。
手持ちのオリジナル盤の盤質があまり良くなかったので、期待して購入しました。
再発盤は2段階くらい音が悪くて、最後まで聴けませんでした。そのまま棚にしまってあります。
マスターテープは既にこの世に存在しないらしく、レコード起こしの再発と聞いて納得しました。
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