
80年代マンチェスターで活動したネオアコバンド、Playing at Trainsのディスコグラフィーとその後の活動について。Rus Harrisonによるキャリア集大成のLifetimeボックスセット情報も。
Playing at Trains
ネオアコで最も思い入れのあるバンドの1つです。
正規リリースのアナログ音源
レコード音源としてはシングル2枚、コンピアルバムの3枚です。

- A World without Love 12"
A1. A World Without Love
A2. Just Around The Mountain
B1. Playing At Trains
B2. A Japanese Intention
- Walk on Water 7"
A1. Walk On Water
B1. Where The Buffalo Roam
- Idea Compendium 1988 LP(コンピレーション1曲のみ収録)
A3. Playing at Trains(シングルとは別バージョン)
以上、合計7曲しか有りません。
始めて彼らの音源と出会った時の感動は今でも忘れられません。
Steve Broomhead Archiveにて、Playing at Trains時代の貴重なライブ映像が公開されています。楽曲のイメージよりもアグレッシブなライブで驚きます。メンバーはRus、Dave、Steve、Daniel。
Playing at Trains 解散後
その後、バンドは解散し、ヴォーカリストのRus HarrisonはThe Cygnet Ringとして活動します。
マンチェの影響を強く感じるダンスミュージック寄りの作品に発展していきますが、初期はPlaying at Trainsの雰囲気にかなり近いです。
メンバーの1人は、Toss The Feathersというバンドに在籍しています。
本人からは返事が貰えませんでしたが、別の関係者から確認しました。
だいぶ異なる音なのでアレですが。

これを見ると、掛け持ちしてたようです。そして、文字の大きさからすると、こっちの方がビッグネームなのでしょうか?
Go! - カセットアルバムの存在が発覚
ネット上にアルバム音源がMP3で出回った時はビックリしました。
当時はネオアコから離れていましたが、それでも色々な思いが込み上げてきました。MP3の発信元の1人に確認し、アルバムはレコードではなく、カセットらしい事は分かりました。カセットの入手は一生無理と思いつつ、MP3ではなくちゃんとした音質でいつか聴いてみたいと思っていました。
経緯は詳しく書けませんが、とあるルートでなんとかそのカセットを入手しました。

- Go! Cassette
A1. When The Desert Grows
A2. India
A3. A Japanese Intention
A4. Walk On Water
A5. Mayday
A6. Where The Buffalo Roam
B1. Pushing Thunder
B2. Sacramento
B3. Playing At Trains
B4. Running From The Law
B5. Lust
前所有者は、学園祭?のライブ会場で購入したそうです。私はカセットの所有欲はありません。カセット自体がダビングの繰り返しでしょうから、オリジナルの価値を見出せないからです。
ICレコーダーを購入しデジタル化しました。
決して高音質ではありませんが、流出したMP3よりは優れていますし、当時のMP3音源は一部の曲が歪んでいましたので、それがちゃんと聴ける事も幸せでした。
また、このカセット単体の問題かもしれませんが、書いてある曲順と、実際に録音されている順番が異なっています。
編集して曲順を変えました。
ここでしか聴けない音源もいくつかあり、曲のクオリティーもとても高いです。
話はこれで終わらず、カセットを譲ってくれた人から驚くべき情報が入ります。
2ndアルバムがあり、それ以外にもいくつかの未発表曲があるそうなのです。
この情報は嬉しい反面、ショックでした。入手できる自信が全く無いからです。
カセットに書いてあるメンバー名を頼りに、主要メンバーには何とかコンタクトを取りましたが、良い返事は貰えませんでした。恐らく、同じような人がたくさんいてうんざりしているのでしょう。メンバーでは無いですが、彼らの知り合いで、2ndカセットを持っている人を見つける事ができました。
何度も交渉しましたが
「カセットは1つしかなく、思い出が詰まった物なので売ることは出来ない、デジタル化してあげたいが、そのような機械も無いし、方法も分からない。」
と断られました。
それでも、1曲だけ送ってもらう事が出来ました。
2ndアルバムでは一番気に入っている曲らしいです。MP3なのが残念ですが、内容は期待通りです。
YouTubeにも上がっています。
ちゃんとした音質でいつか聴いてみたいです。
もし、ここを見ている人で、音源を所有されている方がいれば、聴かせて頂きたいです。
お返しとして、私が持っている音源であれば、何でも提供します。このカセット音源を入手した時が、ネオアコ卒業なのかなと思っています。
Lifetime ボックスセット

Rus Harrisonが、キャリアの集大成として今までの音源の再録を4枚組CD-Rで発売しました。
Playing at Trains、The Cygnet Ring、Shakerなど、1980年代から現在までの全プロジェクトから80曲を収録しています。48ページの歌詞ブックレット付き。各種ストリーミングサービスでも配信されています。
2000セット限定。私はフィジカルも欲しかったので、本人から直接売ってもらいました。
Naked - 再結成
2025年、RusはPlaying at TrainsおよびThe Cygnet Ringの元メンバーと再結成し、Nakedという新バンドで活動を開始しました。デビューアルバム「Walking with the Gods」を発表しています。
新旧さまざまなバンドを通じてRusは活動を続けていますが、やはりPlaying at Trains時代が至高です。
残念ながら、その後の活動にあの時代の輝きはありません。ただ、ファンにはハッとするような瞬間が感じられると思います。