B.J. Ward - Vocal Ease

1960年代末にアメリカで活動したソフトロック/サイケデリック・ポップ・グループ、Inner Dialogueのメンバーとして知られるB.J. Ward。

本作「Vocal Ease」は、彼女がオランダに渡り現地のジャズ系ミュージシャンと録音した唯一のソロアルバムです。1974年にオランダのCatfishレーベルからリリースされました。

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B.J. Ward - Vocal Ease

Catfish – 5C 062-24323

画像

まず目を引くのがジャケットの素晴らしさです。裏ジャケットも含め、作品の雰囲気を完璧に伝えるアートワークといえます。

Inner DialogueはRanwood Recordsからセルフタイトルのデビュー作(1969年)と「Friend」(1970年)の2枚のアルバムを残しています。本作はその活動と並行してオランダで録音されたもので、Inner Dialogue時代のサイケデリック・ポップとはかなり異なる仕上がりです。

ジャズ、ファンク、ソフトロックが自然に溶け合い、もの悲しく美しい独特の空気感に包まれています。

収録曲はオリジナルに加え、Neil Youngの「The Loner」やBeach Boysの「I Just Wasn't Made for These Times」といったカバーも含まれ、選曲のセンスが光ります。特にBeach Boysのカバーは、原曲の持つ孤独感をWardの声質が見事に引き出した名演です。

B.J. Wardは歌手としてだけでなく、アメリカでは非常に著名な声優でもあります。「Scooby-Doo」シリーズのVelma役や「G.I. Joe」のScarlett役など、数多くのアニメ作品で活躍しています。彼女名義のCDも何枚か存在しますが、純粋なソロ・ヴォーカル作品としてはこの「Vocal Ease」が唯一のアルバムです。

本作はその後レコードで再発されましたが、マスターテープはすでに失われており、再発盤はオリジナルLPからの板起こしが音源となっています。オリジナル盤と比較すると音質の差は大きく、その点でもコンディションの良いオリジナル盤の価値は揺るぎません。

再発LP 音は悪いですが…。
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