サンサーンスの交響曲3番、通称オルガン。
オーディオのデモとしても良く使われる作品の1つです。
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Louis Fremaux - Saint-Saens: Symphony No. 3
EMI - TW404
アナログ時代だと、リヴィングステレオからのミュンシュ&ボストン響(LSC2341)の評価が高いですが、野暮ったく聞こえて好みではありません。
オーディオデモでは、テラークのオーマンディー&フィラデルフィア管(DG10051)が使われることが多いです。
それと比べても、このフレモー盤のクライマックスでのエネルギーの塊は、この作品の頂点にふさわしい録音です。音圧よりもその低域の分解能が凄くて、これを聴いた後にミュンシュを聴くと音が団子状態に感じます。
あとは、マーキュリーのパレー&デトロイト交(SR90012)、EMIのプレートル&パリ管(ASD585)でしょうか。
DECCAのアンセルメ盤(SXL6027)はそれらに比べるとやや不利に感じます。
このフレモー盤は、EMIでもStudio TWOシリーズの作品です。
このシリーズは追いかけていないので詳しく知りませんが、1960年代中ごろから登場しているようです。ASDやSAXシリーズと比べるとマイナー作品やライトクラシックなども多く取り使っています。
引用した他の作品と比べても入手性は高いので、最初に買うオルガンとしてお勧めです。
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