嶋護氏の著書でも紹介されていた優秀録音として有名なレコード。
81年の録音でもこのレベルの音質があるのは少し意外でした。
目次
Regis Pasquier, Raphael Oleg, Bruno Pasquier, Jean Dupouy, Roland Pidoux, Etienne Peclard - Brahms: String Sextet No. 1
Harmonia Mundi France - HM1073
ブラームスの弦楽6重奏にあまり縁がなく他の作品を聴くことが無いので比較対象がありません。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが各2挺という構成も独特です。
フランスっぽいといいますか、一般のブラームスのイメージよりも美しくて何とも言えない品の良さを感じる演奏です。
最近はストリーミングおよびファイル再生ばかりで、レコードを聴くのをサボってますが、現状の自分のスキル、オーディオ機器だと、ピアノはデジタル、弦楽器はアナログが相性が良いと感じています。
ヴァイオリン・ソナタは?作品によりますが、デジタルの方にやや傾倒しています。
音色や音の質感を重視する弦、SNや弱音のニュアンスを大切にしたいピアノという感じです。
このレコードは晩年のアナログ録音といえますが、室内楽の録音としてはかなり好みで理想的な作品の1つです。
コメント