スピーカーはずっとブックシェルフを使っています。
現在は旧東ドイツのSchulzというメーカーのユニットを載せたフルレンジスピーカーを使用しています。
スピーカースタンドはイタリアのSolidsteelです。スピーカーに合わせて天板は特注で作成しました。
このスピーカーに興味を持ったのは、大好きなレコードレーベルであるEternaのモニターとして同社のスピーカーが採用されていることを知ったからです。
Schulzは民生には卸していなかったそうなので、スタジオ用途など限られた数しか出回っていないようです。
HeliというメーカーのK10およびK12がこのユニットを搭載していました。
Heliの場合は内部でユニットが内側に向くように若干傾斜しています。
また、フルレンジですがパッシブ・イコライザーが付いていて高域と低域を少し持ち上げる仕様になっていたようです。
このユニットに興味がある方だと、どこで制作したスピーカーかすぐにわかると思いますが、とあるショップのオリジナルです。
フルレンジなのでもちろんレンジはそれなりです。
正確には高域は不足感をあまり感じませんが、深い低域は望めません。
密閉のブックシェルフですが能率は高いです。90dB以上はあると思います。
小出力のパワーアンプにパッシブプリの組み合わせですが、曲によってはボリューム1クリックでも大きく感じるくらいです。
密閉特有の詰まった感じも無く、スーッと自然に早い音が出るところがとても気に入っています。最新の金属系ユニットの凝縮感のある早さとは違います。
ユニットのエッジはスポンジのような素材ですが、製造後何十年も経っているはずなので未だに弾力があります。
また、レコードをかけてもユニットのストロークが殆どありません。
スピーカーによっては不安になるくらい前後に動くものもありますね。
動かないタイプの方が自然な鳴り方をするモデルが多いような気がします。
今まで買ったスピーカーでたぶん一番安いモデルですが、とても気に入っているので壊れない限り使い続けると思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
よーちゃん様
コメントありがとうございます。
周りにシュルツユーザーがいないので、とても嬉しです。
今後ともよろしくお願い致します。
初めてまして!
僕もシュルツを使ってます。
写真に出てたk20sensit(目玉オヤジと呼んでいます)
レコードも仏、独を中心に集めています。
記事読んでみます。
宜しくお願いします。